Eggy

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのEggyのレビュー・感想・評価

3.9

えぐいてぇ。

9.11によって父を亡くした息子オスカー。その日、父から最期の電話を取れなかったオスカーは、悔やみ、自暴自棄に陥っていた。この上なく父を愛し、尊敬していたオスカーは関わる全てを知ろうと行動するのだった。


父から残されたものは、一つの手紙。ただ、それ以上に言葉や知識、勇気や探究心や行動力などオスカーに与えたものは壮大だった。新しいことや人と話すことを苦手としたオスカーのことをちゃんと分かっていたからこそ、響いたのだろうなあ〜と。
『太陽が爆発しても、僕らは8分間何も知らない。それが光が地球に届くまでの時間8分間世界は変わらずに明るく太陽の熱を感じる。』、、、お父さんは間違いなく太陽みたいな存在だった。


オスカーが恐らくおじいちゃんである間借り人に、思いの丈を伝えたあのシーン、、、それからお母さんに愛してると伝えたあのシーン、、、要するに涙が止まらない作品だった。

ものすごくうるさくてありえないほど近いものって自分にとっては家族であり、愛だと思ってる。

お父さんとおじいちゃんの装い、ほんとカッコよかった、、参考に。

『「ママ?したいならまた恋してもいいよ」「二度としないわ、初恋だったもの。誰もあの人には代われない。」「ママ?僕"ママを愛してる"ってもっと言うね。」』

『太陽が爆発しても、僕らは8分間何も知らない。それが光が地球に届くまでの時間8分間世界は変わらずに明るく太陽の熱を感じる。』
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