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夜の看護婦のlemmonのレビュー・感想・評価

夜の看護婦(1931年製作の映画)
4.0
目が離せない70分だった。

看護師を目指す若い女性が主人公。
これをバーバラスタンウィックが演じる。
見た目の可憐さとは裏腹に、
ドスの効いた低音ボイス。
悪友のブロンデルと並べば、
学生物、女性友情物、女性自立物はふっとび、
ギャングの女たちにしか見えない🤣。

男性優位主義が冒頭からさらりと流れ、あ〜なんか時代だなあと思いきや、そこはスタンウィックがヒロイン、黙ってはいない👍。一定の爽快感がある。

細かいところを気にしていては楽しめない物語。時代もあるのだろうが、それでも強引だし、なかなかのブラックな展開。
短時間作品なのに牛乳風呂とかに時間をとっていたり、綿密に計算された作品か?と聞かれたらそーではないとはっきり言える😂。

のだが。
面白かった😆。
クラシック映画が好きな理由が本作にもあった。
スタンウィックの30年代前半の作品がもっと観られるようになるといいなあ。
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