ひらり

ショーシャンクの空にのひらりのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0
素晴らしい作品。やっと観れた🤍
レッド(モーガン・フリーマン)の語り、レッドから見た描かれ方が秀逸。
私もレッド同様、アンディ(ティム・ロビンス)見くびってしまった。

無実で終身刑を宣告され刑務所に入れられ人生を奪われたというのに、ぶれない主観。自分だけの大切な物を失う事のない強い精神力と大胆な行動力。賢さ。

美味しいもの、美しい音楽を皆に共有する美しい心。
皆に束の間の幸福をもたらす。

最悪な目に遭おうが半殺しの目に遭おうが消えないアンディの揺るがない心。
"希望"
自由を目指し汚水官の糞まみれを進んだ
糞はショーシャンクの悪行であり、雷と激しい雨がその全てを流してくれた。

そこから後半の畳み掛ける伏線回収が見事!こんなにもスッキリとし、幸福感に包まれるとは。感動。

何を以て更生したと言うのだろうか。
考えずにいられなかった。
終身刑40年目の3度目の仮釈放審査会。レッドの言葉が心揺さぶる。

アンディとの約束があったから、ブルックスとは違う道に進めた。
心の中にある"希望"それは誰にも奪えないものだと知ったに違いない。

言葉に出来ない悲しみや苦しみを果てしなく深く青い海が2人を優しく包んでくれる。これから新たな関係を築きはじめるに違いない笑顔が最高🤍
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