Rosso

ショーシャンクの空にのRossoのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0
社会人生活を控えた4年前の1月11日以来の鑑賞を午前10時の極上劇場鑑賞体制にて。

まだまだ視聴本数もひよっこだった頃に5.0をつけたい欲に掻き立てられながらも、これ以上と今後出会った時のことを踏まえて4.9判定した経緯なのですが、ここ3年コンスタントに年180本消化し、改めて鑑賞して、5.0としたく存じますよ、ええ。

これぞ僕の在りたい生き方なんですよ、本当に。
何事も法の元や一般感覚の正義で固めて高揚しマウント取る正義感とか、その場凌ぎの斬新アイデアでノリと勢いで突っ走る生き方とか、否定はしないけど僕は個人的に大嫌いでね、
そういう意味ではこのアンディー・デュフレーン氏はこれでもかってくらいの不条理や絶望案件に苛まれながらも敵を作らず上手く自分の存在価値を浸透させて、自然と協力体制も敷いて、とはいえそこに安住するのではなく、自分の信念と希望は一切捨てずに独り黙々と自由への下準備を進める。

これだよ、本当にこれ。
並大抵の人はなかなかできない、でも一つ一つよく見れば超常現象使った絶対不可能な処世術でも全くない。はあ〜憧れ。

加えて周りさえ感化するからね、ウチのデュフレーン氏は。彼の前にはどんな悪意も不条理もお手上げでしょう。

笑われちゃうかもしれないけども、本当に社会に出る直前にこの映画を観ていたからこそ、1年目の僻地での絶望環境での仕事をどうにか希望を持って腐らずやれたと思っているし、対人関係の在り方でも大いに影響を受けている。

そして今また上司や同期がガンガン辞めて後輩らは退職代行サービス用いて辞めるの横行している中、自分の人生をどう推し進めようかの分岐点が近づいている感覚があるわけですが、
絶対に逃げや妥協、絶望を軸に環境転換はせずに、確かなプランと信念を持って邁進したいなと再度心に決めました。

本当にこの映画から自分の人生へと学べることが多い!
相性◎ですね、もしおじさんになった自分が間違えそうになった時はちゃんと今作を見直すことを思い出したいなと思う次第です。


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〜2016.01.11の感想〜
内容、演技、伏線回収、メッセージ性、音楽、すべてが最高峰。
どんな不条理に立たされても必ず己の力で道を切り開いてやろうと、これからの人生にそう誓いたくなる。
それほどまでに影響を受けました。本当に観てよかった。
Rosso

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