とぽとぽ

祇園囃子のとぽとぽのレビュー・感想・評価

祇園囃子(1953年製作の映画)
4.5
男の身勝手横暴さに振り回される(支配・抑圧)女性たちの息苦しさ

生き生きとしたキャラクター!師弟・姉妹関係の掘り下げと2人の対比からテーマを描き出す。基本的人権も無視して好き勝手思いの儘にできると思っている男ども、そういう時代だったでは済まされない過剰接待で女などモノ扱いか。部屋の間の幕(?)も効果的に用いるなど、奥行きや日本家屋ならではの画の美しさ際立つ構図で力強く魅せられる。斡旋業者ボスよし君によってハブられる村八分。本当にキモくて腹立って途中舌打ちしながら見てたわ。それでも逞しく生きていく…。こんばんは〜おおきに、おたのもうします。ラストカットも素晴らしい。
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