このレビューはネタバレを含みます
若き次郎長が清水次郎長として一家を構えるまでのドタバタ時代劇をコメディ仕立てで。
当然だが俳優さん方とお笑いの方々の演技の落差が激しい。
三木のり平が演じる引退を決意する親分の心意気と男の花道。
中村雅俊が演じる次郎長の無鉄砲だが気っ風の良い男っ振り。
佐藤浩市が演じる鬼吉のニヒルで侠気溢れる佇まい。
明石家さんまが演じるお調子者の小政。
島田紳助が演じる口と態度の悪い石松。
柄本明が演じる元勤王の獅子でヤクザに飼われたスパイの数馬。
島田紳助が浮きまくっている(笑)
クライマックスは、多勢の銀蔵一家 VS 7人の次郎長一家。7人の暴れッぷりをスローモーションで。
ナント清水次郎長一家、全員無傷で勝利。
富士山をバックに旅立つ7人で[終]
若かりし頃の佐藤浩市がスリムな色男で驚いた。