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ワンダー・ボーイズのkassyのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

過去の栄光から抜け出せない中年作家が人生の再出発を図る姿を描いたドラマ。

神童といわれた人の、それ以降の苦悩、新たな神童の誕生、とにかくこの人たちはどこか抜けているというか、突き抜けているというか、おかしい人が多いですね。それでも人生成功できる、なんだかなんとかなる気がしてくる作品でした。

2024年3月5日(火)20時~
BS松竹東急 夜8銀座シネマ
録画鑑賞

(ストーリー)
ペンシルヴェニア州の田舎町の大学。文学部教授のグレイディ(マイケル・ダグラス)はかつて文壇の寵児とうたわれた作家だが、7年前から書き始めた長編が2611ページに達しても完成せず、スランプ気味。そんなある日、3人目の妻エミリーが家出、さらに不倫相手の学長夫人サラ(フランシス・マクドーマンド)から妊娠を告げられた。折しも、毎年開催される作家たちの集い“ワード・フェスト”が開かれ、新作を催促する編集者テリー(ロバート・ダウニー・Jr.)が来訪するとあって、ますます気が重いグレイディ。おまけに、テリーとパーティに出かけた彼は教え子のジェームズ(トビー・マグァイア)が起こしたトラブルに巻き込まれた。ジェームズは持っていた銃でグレイディに襲いかかった学長の飼犬を殺し、ついでに学長のコレクションのM・Mのブラウスを盗んだのだ。犬の死体を車のトランクに積んで、妻の実家へ行ったりとフラフラするふたり。やがて、グレイディはジェームズがかつての自分のような神童作家であることを知る。グレイディの新作に出版界での再起を賭けていたテリーも、ジェームズの作品を見て太鼓判を押した。自らの書きかけの長大な原稿はひょんなことで紛失してしまったグレイディだが、神童の出現は彼に人生の転機をもたらした。かくして、グレイディは、ジェームズが起こした事件の始末をテリーに任せて、神童作家の文壇デビューを見守りながら、サラと新生活を始めるのだった。

ジャンルドラマ
製作国アメリカ
製作年1999
公開年月日2000年9月2日
上映時間111分
製作会社スコット・ルーディン=カーティス・ハンソン・プロ作品(ミューチュアル・フィルム・カンパニー=丸紅-東宝東和=パラマウント映画提供)配給東宝東和
配給(ミューチュアル・フィルム・カンパニー=丸紅=エムスリイエンタテインメント=東宝東和提供)
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