新婚旅行でニューヨークを訪れた日本人夫婦。長旅に疲れ果てた妻がホテルで目覚めるとそこには夫の惨殺死体が転がっていた…。
よくよく考えると主演の長澤奈央のおっぱいにムラムラするだけの映画だったような気もするが、なんだか嫌いになれない作品。最後のどんでん返しや現実と虚構が入り交じる複雑な構造は既視感ありまくりなわけだが、やはりあのチェルシーホテルが舞台ということだけあって雰囲気は底抜けにいい。
おまけにマスクを被った殺人鬼までもが出てきてテンションが上がる。あのヴェネツィアンマスクは怖いっ!
それとこの作品、音楽のセンスが大変よろしい。音の素材そのものが生きているのだ。サントラは出ていないのだろうか?