実在した殺人鬼カップル、レイモンドとマーサ、彼らを追った刑事エルマーのお話。彼等を元に作られた作品は、3作あって、1970年製作『ハネムーン·キラーズ』が一番見た目も寄せていて実際の事件に近く、2014年製作『地獄愛』は、グロさや気持ち悪さが光り、内容もフランスの作品なのでちょっと実話とは違う気がする。本作は、刑事も含めての話なので、2人の話としては少し弱い気がするが、ざっくり知るならこの映画って所かな？ラストに処刑シーンで終わるのは好感が持てました。
ネタバレ↓
サルマ·ハエックが美しくて、実際のマーサと随分見た目が違う。性格も嫉妬で狂うと言うより四六時中、威嚇してくる女なので、本物のマーサの印象とちょっと違う。サルマ·ハエックなのよ。また、ジャレット·レトをレイに近付ける為の薄毛にするカツラがお粗末でコントレベル。かなり笑える。
もし、彼等の話を知ろうと思ったら、『ハネムーン·キラーズ』に軍配があがるのではないかと思う。リアリティも一番あります。
本作は、死刑執行まであるので、スッキリはするかも知れないけど、レイとマーサの話と同時進行で刑事の話も絡むので、話が散漫になっている気がしました。
