劇場公開作品と表記されていますが実際にはイベント上映という形でプロモーションのために東京と大阪の2劇場だけで公開された映像作品です。
私自身、映像としては初監督作品でした。最初に絵コンテ切った時は150分あって「バンダイから60分にまとめろ」と言われましたがやっぱり無理でしたね。
そもそもゲームソフト『.hack//G.U.』三部作を「ムービーだけ編集してOVAにしよう」と提案されたのですが、それを断って結局全編ゼロから作り直して再構成した完全新作の映像作品なのです。
スピード感があって映像作品としてはまとまっているかと思います。
ゲームソフトと比較していただくとわかるのですが、エンディングがゲームとはまた違った角度から(分岐するカタチで)描かれています。