あかねちん

アヒルと鴨のコインロッカーのあかねちんのレビュー・感想・評価

3.6
仙台を舞台に、大学進学のために上京した主人公とアパートのお隣さんのとのヘンテコミステリー。新生活の時期の話でもあるので春ののーんびりした日にだらーんとしながら観るのに丁度よい。

前半と後半との雰囲気がガラッと変わり、また前半の伏線もしっかりと後半で回収していたので後半は特に物語に引き込まれていった。
最初は"カワサキ"のヘンテコな雰囲気や言葉の言いまわしから勝手にゆるーいちょっと風変わりなヒューマン映画かなあと思いながら観ていたら後半から「えー!そうだったんだ!」というのの連続。後半の、あの展開は好きだったけれどもラストがイマイチというか結局これはなんだったのだろうか...というちょっとしたモヤっと感が。

俳優陣は若手実力派勢ぞろい!
濱田岳のおどおど感、瑛太の不思議系男子っぷり、そしてこれ岡田将生くんも出てたのね。岡田くんの「俺は生まれながらの走り屋さ」という余りにも見た目とのギャップのある台詞に笑った。
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