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吉原炎上のSNのレビュー・感想・評価

吉原炎上(1987年製作の映画)
3.7
演出もカメラワークも中途半端でもどかしさはあるが
豪華絢爛なセットやラストの大炎上は見応えバッチリ。当時の吉原を見れただけでも一見の価値はある。
やっぱCGとかにお金をかけるよりはセットでドッシリ構えて撮る映画の方が好き。

吉原の春は嘘で出来上がってるファンタジーだが、全ての創作物だって、なんなら世の中や人だってそうやって騙し騙し出来てるのだから、であれば欲に大いに従ったこのファンタジーを楽しむのは何ら悪い事だとは思わない。
嘘に気づいた時、人は本当の感情を知る事が出来ると思うが、この吉原の嘘は刺激が強すぎるからその反動で心中とか狂気的な事も思ってしまうのだろうな。

噛んで〜
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