いも

吉原炎上のいものレビュー・感想・評価

吉原炎上(1987年製作の映画)
4.0
豪華絢爛。現代の吉原遊廓を扱った映画とは比べ物にならないくらいセット、衣装、小道具に費用が掛かっており見応えがある。
なんとなく今では時代劇そのものを撮らなくなってしまった理由が分かるくらいの格の違いよう。
四季になぞらえた花魁達が廓の中でそれぞれの満開を咲かせ、散っていく姿が儚くも哀しく、美しい。
花魁達の演技もさることながら一階で睨みを効かせる遣り手婆や女将の演技も貫禄があって見応えありました。
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