真魚八重子

独立機関銃隊未だ射撃中の真魚八重子のレビュー・感想・評価

独立機関銃隊未だ射撃中(1963年製作の映画)
5.0
わたしのnoteもtwitterも見ていない方もいると思うので、最近noteで長文で書いた映画について。
この映画は本当にショッキングで、若者の命を無為に奪うという当たり前に不愉快なことを、悲劇的に描いた映画。演出が美しくて、それがまた一層悲壮感を強めている。
ドイツ映画の『橋』のラストも、少年兵は力が弱くて仲間を引っ張っていけず、諦めてしまうラストが衝撃的だった。あれが三船敏郎とかなら、かついで走っていくだろうけれど、少年にはもうよろよろ歩くのが限界なのだ。
映画ライターをしているなら、反戦映画をひろめることで戦争批判をする。それしかできないから。
真魚八重子

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