私たちはことごとく白黒眼鏡を掛けて、
あの人この人、あの出来事この出来事を見ているんだな、ぁぁ。
と打ちひしがれた気分になった。
現在の佐村河内守の私生活を覗き見しただけなのに。
その人物像もこの監督が切り取った部分ではあるけれども。
真実と虚偽。
そもそもこの定義って何やっけ。
と頭がぐちゃっとする。
正直、佐村河内という人も
新垣という人もあまり知らず、
たまにテレビで見る新垣という人に
違和感だけ抱いていた。
テレビで踊らされてる様に見えてたから。
何だかすごい映画だった。
自分の脳みそを疑わないといけなくなるから。
灰色もありよね。
て言われている気がしたし、
見た人がそれぞれ感じた事が真実なのかもしれない。
見終わってしばらくしたら、
これはドキュメンタリーじゃなくて
ブラックラブコメディだった気がして、
じわり。
それにしても良くも悪くも不思議な人物だった。
色々と。
