森監督といえば、最高峰のドキュメンタリー映画『A』が印象深い。
サリン事件後のオウムのその後を間近で追ったこの作品は本当に凄いと思った。
というか見終わった後に衝撃を受けた。
その監督が今度はゴーストライター問題後の佐村河内さんを追ったドキュメンタリー。
今回はそこまで衝撃は受けなかったけど、部分部分は面白い。
とくに、良かったのは、
人間の“嘘”と“話のすり替え”って怖いなって感じた部分。
佐村河内さんは知らず知らずなのか、論点をずらし、自己暗示で、他人との考えの“矛盾”に気づけていない。
そこがリアルで恐ろしかった。周りにいるもんこーいう“自己暗示”しちゃう人。
そんな彼に、後半に登場する海外メディアインタビューは核心を突いていた。
そこの反応がリアルすぎて...
人間の“嘘”とは?
そして、物事の“真意”とは?
なかなか面白い!
まあでも映画なのか?
と言われると難しいんです...