ブロードウェイの舞台を舞台に、過去の栄光を取り戻そうとする主人公トニー・ハンター(フレッド・アステア)が、プロデューサーや振付師との協力を通じて、新たなショーを作り上げていく姿を描いています。彼の相手役であるガブリエル・ジェラード(シド・チャリシー)とのダンスシーンは息をのむほどの技巧を見せています。
華やかな振付や楽曲、キャストのカリスマ的な演技などがあります。特に、映画のクライマックスで披露される「ダンス・イン・ザ・ダーク」のシーンは、美しい映像と音楽が見事に調和した名場面として知られているそうですがとても良かったです。
ストーリーは単純であり深い感情掘り下げは少ないです。しかし、ミュージカルでストーリーが伝わり、飽きさせない映画だと感じました。
音楽とダンスの魅力を最大限に引き出し、明るく楽しい雰囲気を持つ映画です。古典的なミュージカル映画として楽しむ事出来る、同世代の雨に唄えばとまた違ったミュージカル映画だと感じました。