このレビューはネタバレを含みます
貴方に想いは届きますか…?
初めて観た時は心が幼く、普通に観れた作品。
しかし個人的に観れなくなっていた作品…
今回やっと見返す事が出来たが、やはり悲しい程に胸を締め付ける。
どれだけ望んでも叶わぬ想い…
そして大切な人をもう一度失う辛さ…
逢いたいと願う気持ちがこんなにも残酷なモノだとは知りたくもなかった。
亡くなった人の大切な人達はそれぞれの道を進む…進まざるを得なかった。
もう居ない人の、存在しない“今”は温かくも複雑であり残酷だ。
そんな場所に戻って来てしまった“黄泉がえり”の当人達の想いは計り知れない…
何が幸せで、何が正しいのか…分からないが羨ましいと思ってしまう自分は傲慢なのだろうか…
今となっては豪華キャストの方々が今作に魂を吹き込んでいる。
当時RUIのこの歌をずっとループで聴いてたのは懐かしい思い出…
ある意味、こんな作品を生んだ作者を恨む…それ程に心揺さぶられた作品。