おきゃん

ボム・ザ・システムのおきゃんのレビュー・感想・評価

ボム・ザ・システム(2002年製作の映画)
3.4
どの分野でも入り口は沢山あって、本作で言えば

他に描く場所がないから仕方なくの人。
金持ちだけどストリートに憧れて始める人。
縄張りとして描く人もいる。
こんな凄い所に描けるんだぜ!って危険を犯す人もいれば
何かで有名になりたい人も。
不満や反抗、メッセージを訴えたい人も。

大半は個人的な単なる「自己主張」「自己満足」「ストレス発散」が多い。

不良でカッコいいし、HIPHOPと相性良いし若い子は入りやすい入り口となってる。
だからこそ閉鎖的で一過性になりやすく、ファインアートとして中々日の目を浴びない。

何故それをするのか。
作品を観る上で根本的に理解しなければいけないって思った。

バンクシーが地上に出て来たのも大衆に分かりやすい絵を描いて、ストレートなメッセージや風刺画を描いて来たからかと思います。
でもバンクシーの絵とストリートの絵に1億5千万の差があるとは思えませんけど笑

何故自分は「それ」が好きで、「それ」にはどんなストーリーがあって、どのようにして今此処にあるのか。
考えて選ばなきゃいけない。情報が溢れてる現代だからこそ、尚更。

でも実際は難しい。
結局直感で好き!嫌い!
に逃げてしまう自分。
知識の浅さはそこから来てると自分でも解ってる。

なんの話してるのか分からなくなっちゃった

グラフィティ目当てで観るならwild styleがオヌヌメ。
こっちは警察とかとのやり合いの方が多めです。
おきゃん

おきゃん