木製品

重力ピエロの木製品のネタバレレビュー・内容・結末

重力ピエロ(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます




「春が二階から落ちてきた」
この世で一番綺麗な書き出しが完璧に映像化されてた
散る桜と春の色とあの頃の岡田将生
すべて完璧
(岡田くんは今も美しいけど、あの頃は天界からの贈り物みたいな美しさ)

劇中で岡田義徳さんの役が言ってた遺伝子によることも勿論あるんだろうけど、やっぱり育つ環境が人をつくると思う。肉体の遺伝子と心の遺伝子的な。
その一番大事な部分があのお父さんとお母さんなんだから、そりゃ最強の家族だよ。
葛城(渡部篤郎)が「俺はお前の父親なんだよ!」って言うの笑った。まさに火に油を注ぐだった
あそこの泉水を見て春が安心したように少し悲しげに笑うシーンすごい良かったな。「悪者退治にはバットと兄貴がつきものでしょ」って言ってたんですよ、彼
夏子さんが色々見ておいてくれたのも笑った。やるじゃんストーカー

最後のほうずっと「捕まりませんように」って手を合わせて祈ってて、エンドロール突入と同時にその手で拍手、余裕でしたね

「楽しく生きていればそのうち地球の重力なんて消えてなくなるんだ」って言ってたけど、春がもし落っこちたとしても泉水がいてくれれば大丈夫だなと思うラストシーンでした
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