タカシサトウ

食べて、祈って、恋をしてのタカシサトウのネタバレレビュー・内容・結末

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 リズ(ジュリア・ロバーツ)が、夫と価値観が違うと家を飛び出したが、満たされないとは言え、ちょっといきなりだった。観ているこちらが戸惑っているうちに、イタリアへ、インドへ、バリへ、そして、瞑想と恋‥。

 イタリアでの食事は本当に美味しそうだった。何故かそこを離れて、インドへ、ここでの少女との出会いもいいが、リチャード(リチャード・ジェンキンズ)の辛い過去の話を聞けたことが、リズには自分を振り返ることにもなったようだ。

 そして、最後に二度目のバリへ、そこで出会い。クトゥとの出会いは、予言も含めてリズにとっては、運命的なものだった。でも、フェリペ(ハビエル・バルデム)との出会いは、ちょっと別の話にしてほしかった。

 一つ一つの出会いはいいのだろうけれども、私にはいろいろ多過ぎて、ちょっと食傷気味だった。

 世界を旅するのだが、資金はどうしているのだろうか、それが気になってしまって、何だか落ち着かなかった。

 リズのジュリア・ロバーツが、ちょっと歳を取ったなと思った、少し前に、「ノッティングヒルの恋人」と「エリンブロコビッチ」を観たからなおさらそう思ったのかもしれない。ジュリア・ロバーツは、いい歳の取り方はしているような気はしたが、やはり、年月が経ったことを感じる(2022.8.22)。