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ミラーズのはのレビュー・感想・評価

ミラーズ(2008年製作の映画)
4.0
鏡の中の何かに襲われる話。

一切期待なし、なんなら観るのめんどくせえとすら思いながら観始めたんだけど、ものすごくふつーーーーーに面白かった。
全編特に目新しくもない展開かとは思うんだけど、文句つけるような部分もなくて普通に楽しめる感じ。
ハンバーグが食べたい! って思った時に出された想像通りのハンバーグ定食。
普通という名の最高。
それだけだとこんなに高い点数にしないんだけど、最高に妄想が捗るラストでこれ以下にもできなかった。

以下ネタバレあり。









鏡の中の存在が結局なんなのか明示されなかったな、と思ってたらああいう終わり方。
劇中で見せられた無数の手形の、主人公による最初の一つ。
鏡の中の存在って、閉じ込められた誰かが長い時間をかけてああいう形になっちゃったんだろなと妄想。
これから主人公がどうなっていくのか考えると最高に好みのラスト。

違う解釈もあるかと思いますが、そういう解釈できる幅の広さも含めて大変好みのラストでした。
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