アニー

ネバー・クライ・ウルフのアニーのネタバレレビュー・内容・結末

ネバー・クライ・ウルフ(1983年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

空条承太郎の好きな映画なので観ました。

雄大な自然が美しい。広々として、冬の寒さは恐ろしく厳しいけれど、春になれば雪が溶け草花が芽吹きもする。狼たちはとてもかっこよくてかわいい…。
自然と動物たちの描写がいきいきとしていて、何度も死にそうな目に遭いながら、自然と狼に惹かれていく主人公タイラーの気持ちに感情移入してしまう。裸になって駆け回るタイラーには、人間も動物で自然の一部なんだなと感じた。
イヌイットたちとの交流、文化の違いがあっても仲良くできるっていいな〜と思っていたのだけど、最後のマイクの選択はなんだか悲しかったな…目まぐるしく変わる現代社会で生きていくためには必要なことで、それもまた自然の一部なのだろうか…。

狼は寂しいときに遠吠えする、遠くで出会う運命を見つけるんだ、という台詞がすてきだった。うろ覚えだけど…「運命」って言葉を使うのがいいな〜と思って。
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