スーザン・ヘイワード、若い頃のリチャード・ウィドマーク、ヘンリー・ハサウェイ監督と私にはなじみの無いメンバーが揃った映画で少し不安だったのですが、撮影がゆったりと自然な感じだったので、楽しんで見る事が出来ました。
最初に上陸するメキシコの町の様子がいいです。酒場で歌っている女性、どこかで見たと思ったら、『ウェストサイド物語』にも出ているリタ・モレノでした。
舞台がメキシコで原住民がアパッチ族というのが???でしたが、実際にメキシコにも住んでいたらしいですね。
脚本がかなり緻密で、見た後で前半を見返すと、伏線がきっちり回収されているのが判るのですが、登場人物の年齢とキャラクターが今一つ噛み合ない感じと、テンポが今一つよくなくて、話がストンと入ってこない気がしました。
スーザン・ヘイワードとゲイリー・クーパー年が離れ過ぎですよね。
撮影がいい感じだったのでスコアは心持ち高めにしました。
(リチャード・ウィドマークがユル・ブリンナーに見えた 2012/7/7記)