ペコリンゴ

4匹の蝿のペコリンゴのレビュー・感想・評価

4匹の蝿(1971年製作の映画)
3.3
記録。
決め手は瞳に映るもの。

イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント御大初期のサスペンス。主演は後年になって『機関車トーマス』のナレーターを務めたこともあるマイケル・ブランドン。

タイトルに動物を含む「動物三部作」なる作品群の最終作にあたるらしい。

自分に付き纏うオッサンを弾みで殺してしまう主人公と、その現場を撮影していたまん丸お目々のキモカワマスク。この件を境に主人公の周辺で物騒な殺人事件が相次ぐ。

んー、THE サスペンスな展開。犯人目線での殺害シーンとかもあってなかなか惹きつけられるところアリ。

が、(現時点で)アルジェント信者ではない身から言わせてもらうと、事の真相が色んな意味でちょっと強引すぎる気がしないでもない。

探偵のキャラクターが濃すぎて他があんまり頭に入ってこないのはご愛嬌…か…?