らんらん

おしゅん捕物帖 謎の尼御殿のらんらんのレビュー・感想・評価

3.5
日活、モノクロ、時代劇、ミステリー
出演者、月丘夢路、北原三枝
明智三郎、多々良純、菅井一郎、南寿美子、廣岡美榮子、清水将夫、有島一郎、河野秋武、三國連太郎など

【内容】
弘化甲辰七月九日 四万六千日(何語?)
江戸の町を舞台に女目明かし月丘夢路と浪人三國連太郎が難事件に巻き込まれる!ってお話

月丘夢路は正確には目明かしではなく目明かしの一人娘
男手一つで育てられたためか男まさりな性格で、父親(菅井一郎)が病弱なのもあり事件を見てみぬふりが出来ずにに首を突っ込んでしまう

・劇中の事件
江戸の町では女性の髷が何者かに斬られるという連続通り魔事件が起きていた
結婚を控えた娘のおきぬ(堀恭子)は事件を苦に自殺
友人のおみつ(南寿美子)は髪を斬られたのち行方不明
月丘夢路は芝居小屋の用心棒三國連太郎が怪しいと睨むのだが、、、

主な登場人物
主人公(月丘夢路)、その父(菅井一郎)、その部下(多々良純)
ライバル目明かし(河野秋武、有島一郎)

怪しい浪人(三國連太郎)、芝居の太夫(廣岡美榮子)、商人の長崎屋(清水将夫)、武家の姫様(北原三枝)

※ネタバレ
髷切りをやっていた犯人は姫様(北原三枝)
実は姫様はハゲを気にして拗らせており、女の髷姿に嫉妬して犯行を繰り返していた
姫様は犯人ではあるがなぜが可哀想あつかいされて、ラスボス扱いされているのは清水将夫
姫様の秘密を知っていてそれを盾に悪事を働いていたらしい

【感想】
アマプラで検索してたらたまたま発見
珍しい日活の時代劇(この時期はあるちゃあるけど)、その中でも月丘夢路が主演の時代劇ってのにそそられて見てみることに

お転婆な江戸っ子娘が活躍するライトな捕物帖かと思いきや意外とハードな内容で結構人が死んでいく
犯人とか動機を一応考えながら見てたけど全然わからなかった
これが東映時代劇ならどうせ山形勲か進藤英太郎が黒幕でしょ、ってすぐわかるんだけどなー

・出演者メモ
月丘夢路以外は見慣れない女優さんばかりだけど、みんな美人さんばかり
その中でもやっぱり月丘夢路は主演にふさわしい美貌だった
主題歌歌いながらのお風呂シーンのインパクトが凄かった
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