さ

トイレの花子さんのさのレビュー・感想・評価

トイレの花子さん(1995年製作の映画)
1.0
怪奇ホラーと思いきや「本当に怖いのは子供達の集団心理でした」という作品。トイレの花子さんというお題に知恵絞るスタッフの心意気は買うものの、撮り方もお話も音の処理も甘い。小学生vs猟奇犯がこんなに組んず解れつで良い勝負をする訳がなくとっくにヤラレてる筈だし、猟奇犯の登場演出がコメディタッチで白け、主人公の男の子が下手すぎて、彼の心理の変化が理解出来ないなど問題多々あり。学校のガヤに妙な反響がついていて気持ち悪くなったのも困りもの。エンディングの「見上げごらん夜の星を」パーティーファンクアレンジ曲は良かったが、別に星は本編で出てこないので「何故この曲?」との疑問が拭えない。
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