ユキ

レイチェルの結婚のユキのレビュー・感想・評価

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)
3.3
家族の重さ

薬物の療養施設に入っていたキムが、姉レイチェルの結婚式に出席する為一時的に家に帰ってきた…

再婚相手と共に迎えに来た優しい父親。
久しぶりに会うキムを優しく迎えるレイチェル。
穏やかに結婚式に向けて準備が進むと思っていたが、キムの起こした過去の過ちによって家族には溝ができていた…

優等生レイチェル。
人望ある姉を祝う為に集まった人達。
そんな中に薬中のキム。
自分の居場所の無さが見て取れる。
だからなのか問題発言、行動ばかりするキム。家族は辟易。
キムは怒りの矛先を実の母親に向ける。

家族との溝を深めながらもレイチェルの結婚式は無事に終え、キムは療養施設へ戻っていく…

自分が悪いんだけど、どうしようもなくて母親に詰め寄るキム。
それを拒絶する母。
警察のお世話になり顔が傷だらけで帰ってくるキムを、結婚式当日ながら受け入れるレイチェルだが、キムが帰った後にジャンプする姿。

リアルだなと。
好い人レイチェルの素が印象的過ぎて。

長年介護してきた家族の気持ちと一緒かなと思いました。
家族だから…
家族だけど…
ユキ

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