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帰ってきた女必殺拳の電楽サロンのレビュー・感想・評価

帰ってきた女必殺拳(1975年製作の映画)
3.6
女必殺拳の三作目。
香港と日本のハーフ、紅竜が失踪した幼馴染を探すべく横浜に降り立つ。幼馴染が消えたクラブに向かおうとすると、謎の拳法使いが紅竜を襲う。なんとか勝利するも、紅竜の存在を知った暗黒街のボスが、武道家四天王を送りこもうとしていた……。
ストーリーは二作目とほぼ同じだ。人情話になりかけると、どんどん人が死に、紅竜が殴りまくる。好きだけど二作目の外連味を超えてほしかった気はする。
暗黒街のボスがいきなり四天王決めのデスマッチをさせるところが良かった。今やるんだ!という気持ちと、ストーリーに関わらなければどんな敵を出してもいいという気持ちを感じた。
謎拳法使いのテロップがなくなっていたのがとても寂しかった。私はあのテロップを楽しみにしてたのかもしれないと思うくらい落胆した。