みきちゃ

クジラの島の少女のみきちゃのレビュー・感想・評価

クジラの島の少女(2002年製作の映画)
3.8
マオリの文化を知る教材として講義で鑑賞。海、空、木々、嵐、クジラ・・・ニュージーランドの大自然の美しい色彩。

少女パイケアが直面した現実、というか社会問題は、伝統と風習を重んじる部族や村が、時代の波に揉まれて変化を強いられる段階で必ずと言っていいほど通るものなんだろう。

主演のケイシャ・キャッスル=ヒューズはこの時12歳くらい?だったのかなあ。自然体でひたむきで純粋な感じがとても良くて納得のアカデミー賞主演女優賞ノミネート。彼女を見てるとハワイの友人と沖縄のいとこが思い起こされた。南国の島で海と触れあいなら育つ人が醸すあの健康的で快活で大らかな感じがどうやって身についていくのか知りたい。

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ケイシャをゲームオブスローンズで見かけた。オベリン・マーテルの娘役で、ドーンのワイルドで強い女性の役がハマってた。
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