大学4年

劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者の大学4年のネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

旧作アニメを見てないからまるで付いてけなかったけど、調べながら見ていくと中々面白い!!元々のハガレンの舞台であるシャンバラに行こうとするパラレルワールドでの話!何よりパラレルワールドをドイツや日本など実際の世界を舞台にしたのが激アツ!!
これってめちゃくちゃ重要な映画じゃない?アルの鎧やホーエンハイムがパラレルワールド出身なんて聞いたことない。でも筋は通ってる

第二次世界大戦前のユダヤ人迫害やジプシー差別などが横行するドイツが舞台?敵だったのが味方で、味方なのが敵で、なんかもうごちゃごちゃだけど20年前のアニメがまだ新しい一面に会えることが嬉しい。
キングブラッドレイがフリッツラング!?遊び心すぎるて。この映画作るのめちゃくちゃ楽しかっただろうな
ドイツの信仰宗教であるトゥーレ教がシャンバラから錬金術を取り出して、ナチスドイツのヒトラーに捧げる!?おもろすぎるて。

これ旧作アニメ見てたら最高だろうな。めちゃくちゃグロいし、平成アニメのモヤかかったような画質がエモい!もう知ってるキャラクターは原型を留めておらず、ストーリーも真新しい!!あの男の子はイズミの息子か!?

ジプシーとして現世で差別を受けてるが、シャンバラではそんな差別や民族紛争はないと夢見ているが、イシュバール内戦があるからこそ深い!!それをあえて言わずに見てきたエドワードの表情で見せるって凄い。ラスボスが語った"怖いから滅ぼす"はまさにユダヤ人迫害のヒトラーそのもの!!意識してるんだろうな。
まるでハガレンとは違う映画なのに、懐かしくてたまらない。夢見るジプシーを置いていき、現実を知らせる、時に残酷で時に優しいまさに第一話と同じ

やっぱり小栗旬だったのか!
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