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龍拳のjunのネタバレレビュー・内容・結末

龍拳(1978年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジャッキー初期のシリアスなカンフー映画。この時期のジャッキーらしいコミカルなテイストを求めると肩透かしを食らうが複雑に人間関係が入り組んだストーリーで内容的にはかなり楽しめる一作。ヤム・サイクンが開始早々ジャッキーの師匠を殺しいつもの冷酷な悪役ぶりを見せるが直後に妻の自殺をきっかけに改心して自ら足を切り落とすという意外な展開で驚かされる。かと思うとジェームズ・ティエンはいつもながらの裏切者である意味安心させてくれる。ヒロインはノラ・ミャオだがむしろヤム・サイクンの娘を演じたリン・インジュのほうが見せ場が多い。ラストのジャッキーの激しい格闘シーンも見応えあり。
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