TOYOSU

キングダム・オブ・ヘブンのTOYOSUのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

スペクタクル、満点!!
ナポレオンが楽しみすぎるので予習。エルサレムを巡る十字軍とイスラム勢力という題材が興味深い。ラストの「現代でも問題は根深い」的な話、2023でもそうだなと悲しくなりながら感じた。
話としては、鍛冶屋の主人公の成り上がりものでもあるけど、縦筋はリアリティないし起伏もないからそんなに面白くない。世襲で成り上がって、無血開城で英雄とされてるけど、当時の世論?的にあんなにすぐ明け渡してよかったものだったのだろうか(後世での評価?)。
とにかく脇役が魅力的。癩王、サラディン、ギー、シビラ。若干のエルデンリング感(鎧の形はまさにキングスフィールド)と、それが圧倒的密度の実写映画で表現されていることに満足。砂埃や汚れの質感も非常にgood。撮影は大変そうだ。。。
1番凄かったのは攻城戦。タワー兵器とか、トレビュシェット(石投げるやつ)とかを使った泥臭い戦いと、その対抗。キングダムこれで見たかったな
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