最近ファンになった℃-uteのメンバーがどんな芝居をするのか気になり、内容には全く期待せずに観たところ、思いの外楽しめた。
これはきっと、一連の「人狼ゲームシリーズ」を観てきて耐性がついたからに違いない笑
「基本はアイドル映画」ということを踏まえれば、思わせぶりなだけの鈴木愛理など、数多のツッコミどころも許容できた。
細田よしひこの狂気性が一瞬だけ垣間見えたのは怖かったね。もっと活躍して欲しかった。
(でもそれじゃダメだ、これはアイドル映画なんだから…)
王様ゲームのルールを破ったもの、ゲームに負けたものが処刑されるのではなく、「存在を抹消される」というのはいいアイディアと思った。
＊このアイディアが致命的な矛盾を生んでいるのもご愛嬌、そう、ご愛嬌だ。
机が全然ない教室に吉澤ひとみ演じる教師が現れ、普通に授業を始めるシーンはシュールな上に空恐ろしさを感じた。
劇中歌とエンドロールはズッコケた。と同時に、ホラーを観ている気になっていた自分を、アイドル映画を観てる現実に引き戻してくれた。
なんだか皮肉っているような文章になってしまいましたが、本当にわりと楽しめました。クソ重い映画を観た後なので、箸休めとでも言いましょうか。
映画はいろいろあって良い(⌒▽⌒)
