言葉では上手く表せない感情が溢れて、泣いてしまった。
どんな人にも過去の物語があって、今に繋がっている。
結ばれたはずの糸が、ほんのわずかな隙にほどけてしまうこともある。
それを「隙」というのか「運命」というべきなのか、私たちにはわからない。
明確な答えが出ないこともある。
そもそも恋愛に「答え」なんてないと思う。
話さずとも伝わる想いはある。
ただそこにいるだけで、わかり合える想いがある。
東京の片隅の商店街の人々。
哀愁漂う群像劇に心から痺れた。
役者の表情や台詞に「酔う」っていうのは、こういうことなのかなって思った。