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007/ムーンレイカーのkazu1961のレビュー・感想・評価

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)
3.8
▪️JPTitle :「007/ムーンレイカー」
ORTitle:「Moonraker」
▪️First Release Year : 1979
▪️JP Release Date : 1979/12/08
▪️Production Country : イギリス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-104 再鑑賞
🕰Running Time : 126分
▪️Director : ルイス・ギルバート
▪️Writer : クリストファー・ウッド
▪️MusicD : ジョン・バリー
▪️Cast : ロジャー・ムーア、ロイス・チャイルズ、ミシェル・ロンダール、リチャード・キール、コリンヌ・クレリー、バーナード・リー、ジェフリー・キーン、デズモンド・ルウェリン、ロイス・マックスウェル、エミリー・ボルトン、トシロー・スガ
▪️Review
スピーディーな展開でアクションも秀逸、スケールの大きなエイターテイメント作品に仕上がってますよね。なんと言っても今回は、宇宙を舞台にしたシリーズでも一級のスケール!!です。
『007』シリーズ第11作にあたる本作、見どころが多い作品です。
先ずは何と言ってもスピードある展開とアクションシーン。物語の舞台がカリフォルニア、ベニス、リオ、アマゾン、宇宙とめまぐるしく変わり、全編通してスピーディーな展開となっています。そしてアクションのオンパレード、パラシュート、ボート、ロープウェイ様々なアクション、ニシキヘビとの闘い、そして宿敵?ジョーズとの闘い、さらに宇宙空間での闘い。。。息が抜けない展開で娯楽完成度の高いエキサイティングな作品になっています。

次に当時「遂にボンドが宇宙へ進出した作品」として注目されたように最後は宇宙が舞台。映画『スター・ウォーズ』の成功がもたらした世界的なSF映画ブームの中で製作され、特撮を担当したのは、『サンダーバード』を手がけた、特殊効果監督デレク・メディングス。ロケット噴射の描写などに、サンダーバードを彷彿とさせる場面があります。そして無重力での戦闘やレーザー銃での闘いもなかなかのものでした。(参考:Wikipedia)

そして一番の見どころは、前作に続いて悪役ジョーズ(リチャード・キール)が再登場。本作のジョーズはむしろ三枚目な役どころとなっていて、ロープウェイでボンドと格闘した直後に出会ったドリーに恋をしたり、最終的にはボンドの味方となるなど、憎めないキャラクターになりました。
さらに主題歌は、これまた3度目の熱唱となったシャーリー・バッシー。オープニングとエンディングで聴かせてくれます!

物語は。。。
イギリスへ空輸中のスペースシャトル“ムーンレイカー”が何者かに盗まれました。調査に向かったボンドは、ムーンレイカーを開発した謎の科学者ドラックスに接近。彼は人類抹殺の科学兵器を開発、新帝国を作り上げようとしていたのです。。。

☆ボンドガール:
ホリー・グッドヘッド博士/ロイス・チャイルズ
シリーズ一知的に映えるボンド・ガール、ボンドとの無重力ラブシーンも良いですね!

☆悪役
サー・ヒューゴ・ドラックス/マイケル・ロンズデール
前作同様に、“ジョーズ”(リチャード・キール)のインパクトが大きすぎて少しカゲが薄いですよね。。。

オープニングクレジット前のボンドがパラシュート無しで飛行機から突き落とされ、敵のパラシュートを奪い、ジョーズから逃げるシーンはCGはおろかVFXすら使用しておらず、全て実写で撮影してるそうです。当然スタントですが、ビックリ!!(参考:Wikipedia)

▪️Overview (映画. comより)
ハイジャックされた有人宇宙連絡船“ムーンレイカー”をめぐって、ジェームズ・ボンドがベニス、リオ、アマゾンそして大宇宙へと飛び出し、地球人類抹殺を企む謎の組織に挑むシリーズ11作目。製作はアルバート・R・ブロッコリ、監督は「暁の7人」のルイス・ギルバート、イアン・フレミングの原作を基にクリストファー・ウッドが脚色。撮影はジャン・トゥルニエ、音楽はジョン・バリー、編集はジョン・グレン、製作デザインはケン・アダム、視覚効果はデレク・メディングス、スタント・アレンジャーはボブ・シモンズが各々担当。出演はロジャー・ムーア、ロイス・チャイルズ、ミシェル・ロンダール、リチャード・キール、コリンヌ・クレリー、バーナード・リー、ジェフリー・キーン、デズモンド・ルウェリン、ロイス・マックスウェル、エミリー・ボルトン、トシロー・スガなど。
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