「何をしているんだ?」
「再突入でしょう(ど下ネタ)」
あはは、これは面白い。
個人的には割とスタンダードな007をみせられた前作より好きかも。
しかし、段々007が安定期に入り、マンネリ化の兆しが見えはじめているような気もする。
ただ、なんだろう、
色々魅力的な部分がある。
映像が素晴らしく宇宙のシーンは、ちゃんと宇宙にみえるし、ここら辺から映像技術が格段に向上したのだなぁと感慨深い。
と、考えていたが、この時スター・ウォーズが大ヒットしていたらしい。
なんてセコい乗っかり方をしてるんだ!
そして、だとしたらもう少し頑張れよ!
敵もいい。
いや、敵がいい!
今回もあのジョーズが登場する!
相変わらず最早愛くるしい男である。
結局負けるのだが、結局死なない強靭さ。彼ほど応援したくなる悪役もそういない。
そんなジョーズだが、今回は彼に春が訪れる!
実はムーンレイカーは007が宇宙にいく話じゃない。
ジョーズの恋物語なのだ。
きゅんきゅん!
女子高生もこの壁ドンならぬ、宇宙ドーン(爆発音)で胸をときめかせることだろう!!
本作はそんなロマンティックラブコメディーである。