ラコちゃんコウちゃん

アウトローのラコちゃんコウちゃんのレビュー・感想・評価

アウトロー(1976年製作の映画)
2.6
西部劇でこの長さはきつかった。
あんまり集中できなかったですね。
ただ、毎度お馴染みの単なる孤高のガンマンを描いているわけではなかった。
今回はストーリー性がありましたね。
妻や子供が殺された復讐を果たすため凄腕ガンマンとなった主人公が、追っ手から逃れる逃避行。旅の途中に出会う先住民との交流を描いていた。
背景には南北戦争の混沌がある。
戦争は戦っている者だけが、苦しみ、犠牲になるわけじゃない。そういう深いテーマが描かれている映画なんだと思う。
苦手な西部劇で、単調な展開だし、映像もきつい。ちょっとしんどかった。
「皆、戦争の犠牲者」と言って立ち去るラストはカッコ良かったですけど。