サブカルくん

上海の伯爵夫人のサブカルくんのレビュー・感想・評価

上海の伯爵夫人(2005年製作の映画)
4.0
ジェームズ・アイボリー監督、カズオ・イシグロ脚本作品。
第二次大戦間近の上海を舞台に、元イギリス外交官の盲人男性と、ロシア革命によって落ちぶれた元ロシア貴族の女性との出会いを描いた物語。
『日の名残り』『わたしを離さないで』と比べると埋もれがちな本作だが、同監督とカズオ・イシグロ原作・脚本作品はどれも素晴らしい物ばかりなので、本作も例外に漏れず傑作の一つだった。