OASIS

孫文の義士団のOASISのレビュー・感想・評価

孫文の義士団(2009年製作の映画)
4.0
辛亥革命を舞台にドニー・イェン、ニコラス・ツェーらが出演の歴史アクション。
革命家、孫文は武装蜂起を呼びかける同士との密談を行う為、来訪する。
孫文暗殺を目論む西太后は、500人からなる暗殺集団を仕向けた。
それに挑むは、名も無き8人の義士団だった。彼らの使命は、命を賭して孫文の密談を成功させる事。
ある者は愛する者の為に、ある者は己の信念の為に・・・今10億人の未来の為に最も壮絶な一時間が始まる。

冒頭から半ばまではそれぞれの人間ドラマを描き、後半からは一転、一時間ほぼリアルタイムに超絶アクションを繰り広げていく。
一人一人にスポットが当てられているので、死に様も軽薄なものには感じない。
感情移入さえできるほど、細かく人物背景が描かれている。
ただアクション要素を期待して観ると、重厚なドラマを見せられがっくりする場合も。
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