もちお

ヘラクレスのもちおのネタバレレビュー・内容・結末

ヘラクレス(1997年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

 何回か観ています。
 好きなディズニー映画の1つです。

 初鑑賞は子供の頃でした。ビデオのレンタルだったと思います。
 大人になってからも観ています。

①字幕か吹替か
 両方観ました。
 吹替版も好きです。
 嶋田久作さんのハデスが素敵です。

②好きなところ
・真のヒーローとは?
 本作は、人間界で生活することになったヘラクレスが神に戻ることを目指す物語です。
 そして、神に戻るためには、真のヒーローにならなければなりません。
 本作が提示する真のヒーロー像は、非常にシンプルです。
 シンプルだからこその感動があります。
 胸が熱くなります!

・最終的に人間として生きることを選ぶヘラクレス
 最終的にヘラクレスは神の国に迎えられるのですが、人間として生きることを選びます。
 愛するメガラとの生活を選択します。
 物語当初の目的とは異なる着地をします。
 生きていれば、大事にしたいことが変化することもあります。
 一貫していることも素敵ですが、変化することも良いと思います。

・ラストの畳み掛け
 ヘラクレスの育ての親が登場します。
 また、ヘラクレスの星座が誕生し、コーチであるフィルの念願が叶います。
 各キャラクターが大切にされていて、感動します。

・名曲の数々
 好きな曲が多いです。
 私の一押しは「A Star Is Born」です。

③その他印象的な点
・物語の始まり方が好き
 わくわくします。

・ミューズたちがかっこいい

・どこか憎めないハデス

・ペガサスが素敵
 空を飛ぶのはロマンがあります。

・運命の三女神
 不気味で好きです。

・出演料と印税で稼ぐヘラクレス

・メガラの過去
 メガラは男性に裏切られたことがあります。
 ディズニー作品では珍しい背景です。

④まとめ
 神話が備えている愛憎劇は、本作にありません。
 愛憎劇も興味深いですが、本作のような爽やかな物語も私は好きです。
 また観たいです。
もちお

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