パリのファッション業界を舞台にした、風刺の効いたお洒落でキュートな映画。60年代のファッションがとっても素敵。
ボーダー&ストライプ(ジャケ写の)のシーンがすごく可愛くて、バッチリ目に焼き付けた。
監督は、VOGUE誌で活躍したファッションフォトグラファー、ウイリアム・クライン。やっぱりカメラアングルがお洒落。さすがセンスがいいなぁ。
そしてポリー・マグーが可愛い!
コレクションのドレスはもちろん似合うけど、ブカブカのコートをウエストベルトでキュッと締めた普段のファッションが好きだった。ボブのウィッグとハットボックスのトータルコーディネートがめちゃ可愛い。
ポリーを演じてるドロシー・マクゴヴァンも、実際に有名雑誌の表紙を飾るモデルらしいです。
写真を撮られる度に自分が減るって話、よく考えたら悲しい。ラストに王子が取った行動もそう。。彼女はお人形じゃないよ!
シャガールの絵みたいなシュールなシーンが可愛いかった。
"どうぶつの森"で作ったみたいな、王子さまの部屋が楽しそうすぎる。
ストーリーは薄いけど、ファッション業界の表と裏側に、なるほどーとなりました。
それよりも、観て、感性を刺激されることの方が大きかったです。
手書きのエンドクレジットに興味津々。フォローしてる方のレビューに、作者のローラン・トポールは、あの不気味な「ファンタスティック・プラネット」を作った人と書いてありました。観てみよう♪
ミシェル・ルグランの音楽がまたステキ。