rage30

トーマス・クラウン・アフェアーのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

絵画泥棒と彼を追いかける保険調査員の話。

冒頭に登場する泥棒グループの仕事がどうにも鈍臭く、「この映画、大丈夫か?」と心配になっていたところに、ピアース・ブロスナンが華麗に参上。
あの泥棒達は主人公を引き立てる為の餌だったんですね。

007のイメージそのままに、余裕たっぷりなピアース・ブロスナンはカッコ良いし、大人の色気たっぷりなレネ・ルッソも良くて、2人の対決は楽しく見れました。

ただ、全体的に先の読める展開が続くし、後半は2人の恋愛を描いたメロドラマになっていくので、個人的には肩透かしだったかなと。
あくまで2人の対決…駆け引きや騙し合いを見たかったし、仮に恋愛関係になったとしても、そういう緊張感は持続させて欲しかったです。

まぁ、この映画を見る人はピアース・ブロスナンのロマンスを期待して見るのだろうし、そういう意味では需要に応えてる作品と言えるのかもしれません。
ピアース・ブロスナンのファンならオススメの作品ですね。
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