クモ怪人

パリより愛をこめてのクモ怪人のレビュー・感想・評価

パリより愛をこめて(2010年製作の映画)
3.3
在仏アメリカ大使館員が麻薬密売ルートを捜査する。弱々しい男だ。でも相棒は過激で無双の強さを発揮するタコ入道だ。この凸凹コンビの活躍をユーモラスかつスリリングに描く。これはバディものが好物な方にオススメ!

タコ入道に扮するトラボルタがハチャメチャでいい。いかついガタイを強調する。ドーピングやプロテインを飲んで筋トレをしたのか、単にメタボなのかよくわからない。アクションだけでなく銃撃シーンもジョン・ウイック並みにキレている。

スピーディーな展開で無理やりサクサク進むため、おフランスらしくない。オチも強引すぎる。パリを舞台に大暴れしているが、こめられたはずの愛を感じとれない。でも、この作品に愛など不要だ、バッキャローッ!
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