リラリオ

めざめのリラリオのレビュー・感想・評価

めざめ(2002年製作の映画)
2.8
スペイン南部…期待の新人闘牛士のデビュー戦が行われる。勝負は新人闘牛士が牛に腹を突き刺され終了。瀕死の新人闘牛士は病院へ搬送され、牛は殺されバラバラにされ、おフランスへ…肉は精肉店、目玉は研究所、角は剥製師、骨は3人家族が飼うグレートデンへと渡る。
新人闘牛士は肝臓摘出し提供者を待つ…。

【目玉】研究熱心だが妻に無関心な研究者→妻は妊娠中→スペインから牛の目玉が届く→ピチピチなうちに分析→「この牛、やべぇ…生まれつき片目が…恐ろしや…」片目の見えない雄牛は獰猛で予測不能…一流の闘牛士でも戦い方を見失ってしまう暴れ牛に当たっちまったツイてない新人闘牛士→帰宅し研究の続き→近所の子供を預かる(押し付けられる)→子供、牛の目玉で遊び出す→目玉、ソファの下に→「ちょっ!お前、何やってんだ!」→ソファの下に手を入れる→「んっ!?何だコレ?」→エコー写真→「1、2、3、4…5!!えっ!!5つ子!?」お腹の赤ちゃんはまさかの5つ子→妻、産気づく→5つ子誕生→「何故5つ子が…?」→その理由を初めて知るアホ夫…。

【角】母から誕プレに牛の角を貰う剥製師→大好きな母は手癖が悪い…まさか盗んでねぇよなな息子→フリマに出店→角を欲しがるろうあの客→「これは…売り物でねぇんで…」→その頃、母は他店で万引きしまくる→夜、剥製にする鹿を狩りに行く→死んだ父親の話を急に話し出す母→父はろうあ者→帰宅→母の頭を石膏で固め家に保管していた男のインタビューを食い入るように観る→家を抜け出し向かった先は…。そして母は…。

【骨】 家族でスーパーへ→情熱のスペインフェア「スペインからワンちゃんに!この骨で野生の本能がよみがえる!」→どデカい骨購入→駐車場でカート暴走させ他人の車にぶつける→車凹む→逃げる→それを目撃していた自殺願望はあるが死ねない哲学者の男(今は無職)→車の持ち主はスペインフェアで売り子をしていた売れない女優→女優をストーキング→車の件チクる→女優の変なセラピーに付き合わされる→住所特定し2人で突撃「私の車…傷つけたっしょ!弁償して下さい!」→あっさり認める→骨をかじったグレートデン突然苦しみ出す→死亡→パスタを皆で食す→真実のランプ…。

【肉】過去の過ち…いつか娘にバレるんじゃないかヒヤヒヤする女→レストランで食事→他の客の注文料理「雄牛のリオハ・ワイン煮」間違って食す→まさかのワイン煮で秘密バレそうになる→もう隠すの辛っ→帰り道→猛スピードで走るパトカー→パトカーの前に飛び出す→撥ねられる→死亡→臓器提供希望者カード→肝臓、新人闘牛士に移植される→復活!!

牛に殺されかけ牛肉のワイン煮に命を救われた新人闘牛士の奇跡の復帰戦で映画はTheEND…

偶然と必然、希望と絶望、出会いと別れ、生と死。言いたいことは何となくわかるが…とっ散らかりすぎて「???」でした。
とにかく哲学者と女優が突然アイスダンスの選手になり何故ペアを組んだのかが1番謎っす。あとパスタ(多分塩バター)がめっちゃまずそうでした。
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