あらすじ
無人島に流れ着いた23人の男と、一人の女性の話。
感想
原作読んでないが、調べたら主人公は、原作では46歳の太ったお嬢さんだそうで。
鏡に映った自分にショックを受けるシーンがあるのだが、ジャケのような容姿になってショックを受ける人ってどのくらいいるのだろうか。
不美人役を美人がやるのって邦画だとありがちだけど、登場人物の容姿という設定を変えるなら、変えた設定なりに筋も変えたらいいのに。
どうでもいい部分かもしれんけど、邦画のこういうところだけはとても嫌いだ。
最強の横綱、とかの設定のキャラでも、適当なヒョロいイケメン俳優がやっちゃったりするんだろ、っていう。
そんな奴が「役作りで5キロ増やしました」などと曰ったとしたらどうしたらいいんですか。
わたしは正気でいられますか。
邦画だとそういうことって割と起きるからなあ…
すごく面白そうな設定で、状況で立場が簡単に変わるとか、良さげなシーンもあるんだけど。
なんつうか、「無人島でのサバイバル」のリアリティを徹底的に排除したかのような内容で、ならなぜ無人島にしたのっていう。
男達も主人公を巡って積極的に争うわけでもないし。
この設定にした全てが謎。
髭すら伸びないし。
皮下脂肪ぷにぷにさせてんじゃねえよ。
ラストがそうなれるのも不思議すぎる。
普通なら即大々的に捜索隊組まれて、全員救助されるよね。