パストエンパイアの逆襲

東京島のパストエンパイアの逆襲のレビュー・感想・評価

東京島(2010年製作の映画)
3.6
本作で初めてサヘルローズを
見たような気がする。

船で世界一周中の夫婦は嵐にあい、
見知らぬ無人島へ。

その後与那国島の仕事から逃げ出した、
23人のフリーター(全員男)もその島へ漂着。

更に密航中の中国人11人も漂着。

漂流者達はこの島を東京島と名付け、
サバイバル生活をしていた。

夫婦の妻 清子は唯一の女性として上手く立ち回るが、男同士の清子を巡る争いやサバイバル生活でネジが飛んでいく者たちの起こすトラブるに巻き込まれ、、、、


終戦直後に起こった実際の事件:アナタハンの女王事件をベースに現代に置き換えた同名小説の映画化。

無人島舞台にしては、サバイバル感があまりなく、生き残ることではなく対人関係や社会を築くことに重点を置いているせいか、劇中の雰囲気はかなりマイルド。

更にエルメスが衣装提供しているだけあって華やかで、逆ハーレムビーチリゾート感が凄い。

テンポも良くさらっと見れるが
イマイチサバイバル感のない作品。

木村多江というちょうど良すぎる熟女感。

窪塚洋介は窪塚洋介のまんまだった件。