ミリ

貝殻と僧侶のミリのレビュー・感想・評価

貝殻と僧侶(1927年製作の映画)
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アンダルシアより以前の最初のシュールレアリスム映画。
本能、潜在意識=自己の悪魔性
若き僧侶の戦いには一瞬の隙もない。メリエスの対極にあるような幻想トリックは何度見ても恐ろしい発見がある。
脚本のアルトーはこの出来に抗議したらしく、デュラックは特にシュルレアリストグループに歓迎されていない点を考えてもこの映画の苦しかった立場が伺える。
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