大橋直樹

コーヒー&シガレッツの大橋直樹のレビュー・感想・評価

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)
3.9
ジムジャームッシュ監督二作目
いやー面白いですねぇ
コーヒーとタバコを嗜む人とそれをモノクロで映す短編が90分間
でもニコラテスラの地球は共鳴体だという言葉がセリフで出てくるようにその短編同士が緩く作用し合う
時代も場所も変わっていくのだけれどもそれらの情報は喫茶店という場所とモノクロで削がれるので残った会話や仕草で見えるのは人格と外見と感情とかパーソナルな部分
だから内容がほぼないじゃんと思ってしまうようなパートでも惹きつけられてしまう
いとこ同士の二つのパートと拳銃雑誌観てる女性のパートが好き
?の方は足を組む人が途中から入れ替わるのが面白すぎる、笑わされたなぁ
テーブルを映すショットがいちいち良いんですよね
テーブル一つとっても人柄がこんなに説明できるというのは発明ですね
大橋直樹

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