【あらすじ】
時は幕末。
貧乏だが、文武両道に秀な才を持ち、将来を望まれていた主人公:別所彦四郎だが、ある事件をきっかけに、せっかくの婿養子入りを離縁にされてしまう。
彦四郎は、職も失い、実家に出戻り、兄夫婦と親の元に肩身の狭い居候の身として日々を過ごしていた。
そんなとき、馴染みの蕎麦屋から、出世にご利益があるという東京・向島の三囲神社への参拝を勧められる。
神頼みなど!と取り合わなかった彦四郎だが、
酔っ払って落ちた草むらの足元にあった祠に「三巡」の文字を見つけ、これは分社に違いないと思わず手を合わせる。
すると、そこに現れたのは三人の災いの神だった。
【感想】
前中盤の貧乏神、疫病神あたりはテンポよくおもしろく見れました。後半は割りとシリアス。
最後の現代シーンは本当にいらないと思う。